TECHNOLOGY

テクノロジー

VELVET SOUND を生み出した 数々のテクノロジー
そこには、設計・開発エンジニアたちの
"終わりなき追求" がありました

VELVET SOUND VERITA

TECHNOLOGY

オーディオ品質を左右する要素として重要な性能指標。一方で、性能指標には表れない要素もオーディオ品質に大きな影響を与えます。

VELVET SOUND テクノロジーは、30年以上におよぶオーディオ製品開発にて培ってきた知識と経験を元にこれらの両面にアプローチし、度重なる理論の構築と実証とを繰り返しながら進化し続けています。

VISIBLE TECHNOLOGY

数値を追求した先にある

本物の生きた音

どれほど原音に忠実なのか。
それを語る上で欠かせないものの一つが性能指標です。
ノイズを排除し、歪みをなくしていくたびに鮮明になっていく、本当の姿。
そこに待っているのは、本物のライブ音によって繰り広げられる世界。
その世界を届けるために、技術を高め、性能を高め続けています。

より微小な信号再生能力を

ローノイズ・テクノロジー

新製品 AK4499 では、従来製品からノイズ特性を 6dB 向上。業界最高水準の S/N=140dB (*) を達成しました。

理論限界に限りなく近いノイズ特性を達成するため、既存技術にとらわれることなく最適なアーキテクチャーを吟味した結果、AKM 初となる電流出力方式 DAC を採用。そして、従来の電圧出力方式 DAC で培ったアナログ回路制御技術と融合させ、新たな低ノイズテクノロジーを開発しました。

また、LSI 製造プロセスにおいても新たな素子を開発し、製造技術の面からも特性向上にアプローチしています。

この圧倒的な低ノイズ特性により、かつてないほどクリアに微小信号を再生することが可能となり、よりレンジの広い表現を実現しています。

* モノラル加算時

Low Noise Technology

AK4499
1kHz,-155dBFS 入力時のスペクトル。32 ビットのハイレゾ音源でしか表現できないレベルの微小信号をはっきりと再現できるのは、この低ノイズ特性ならではの特長です。

より忠実に

ローディストーション・テクノロジー

新製品 AK4499 では、従来製品から歪み特性を 8dB 向上。業界最高水準の THD+N=-124dB を達成しました。

ローディストーション (低歪み)・テクノロジーは、VELVET SOUND テクノロジーを支えてきたアナログ回路技術の一つであり、これまで業界最高水準の低歪み特性を特長とした多くの製品を生み出してきました。

そして今回、AK4499 にて電流出力方式 DAC を採用するにあたり、新たな低歪みテクノロジーを創出しました。

一般に、歪み特性を劣化させる要因となるのは半導体回路で用いる素子の非線形成分と言われています。それを回路技術によって排除しても、それでもなお排除することが困難なのが、素子からの不要な電荷放出による歪み成分です。
従来から、 VELVET SOUND テクノロジーではこの不要な電荷放出による歪み特性劣化の抑制を得意としていましたが、AK4499 では新たな低歪みテクノロジーにより、ハイエンド DAC としては業界最高水準の超低歪を実現しています (特許出願中)。

この圧倒的な低歪み特性により、かつてないレベルでの原音に忠実な信号再生を可能にしました。

Low Distortion Technology

AK4499
1kHz,0dBFS 入力時のスペクトル。基本波以外の成分が抑制され、20kHz 帯域での THD+N (基本波以外の全高調波+ノイズ積分値) -124dB を達成しています。

より自然に

スプリアスフリー・テクノロジー

AK5578 / AK5572 では、広いダイナミックレンジ 121dB (単チャネル) ~130dB (チャネル加算時) に加え、世界最高水準の相互変調歪み特性 -116dB を実現しました。

実際の音楽信号には、複数の周波数成分の信号が含まれています。これらの複数の周波数成分の干渉によるスプリアストーンの発生を、ローディストーションテクノロジーによって抑制しています。

同時に、高いスプリアスフリーダイナミックレンジ (SFDR) も実現し、より自然な音の再現が可能となっています。

Serious Free Technology

AK5572
800Hz,1kHzのデュアルトーン入力時のスペクトル。200Hz, 600Hz, 1.2kHz などの相互変調成分が抑制されており、相互変調歪み -116dB を達成しています。

SENSIBLE TECHNOLOGY

紡ぎだした理論が織りなす

感性に響く音

原音に秘められたもの。
それを表現するためには、性能指標とは別の要素も必要とされます。 
聴こえないとされる領域までも原音と向き合い、紐解き、紡ぎ出される理論。 
年月をかけて積み上げられた理論は、数々の技術を生み出し、感性に響く音を織りなしてゆく。
その豊かな世界に出会うため、あらゆる角度からアプローチしています。 

より表情豊かに

OSRD テクノロジー

Low out-of-band noise

可聴域 (~20kHz) の 10 倍に相当する約 200kHz の信号帯域を確保しています。

可聴域を超えた周波数帯のノイズは、一般的に OSR (Over Sampling Ratio) を高くすることで高性能化を図ることは可能ですが、しかし、同時に回路動作の高速化による消費電力の増大というデメリットがありました。OSRD (OSR Doubler) テクノロジーは、このトレードオフの関係をブレイクスルーする、電圧出力方式 DAC の回路技術です。

本テクノロジーにより広帯域の信号再生が可能となり、より表情豊かな音を実現しています。 

(2016年 特許取得)

OSRD Technology

AK4490
1kHz,0dBFS 入力時の帯域外ノイズのプロット。約 200kHz までのノイズフロアがフラットで、より広帯域の信号再生が可能となっています。

繊細かつ大胆な表現を 

レイアウトテクノロジー

VELVET SOUND のレイアウト・テクノロジーは、信号最優先に築き上げています。

デジタル回路やスイッチング回路などの動作に起因した不要なノイズは極限まで削減すると同時に、あらゆる角度から信号へのノイズ混入経路を排除。そして、信号ラインそのものだけでなく、リファレンス、時間情報を決定づけるクロックなど、信号となるものは徹底的にノイズ源から分離するとともにノイズ耐性の向上を図っています。

さらに、バランスの取れた L/R チャンネル完全シンメトリー構成を採り、アナログ電源や信号リファレンス端子のチャネル独立したアサインなどの贅沢な物量投入を行うことで、スムーズかつ余裕のある信号の流れを可能にしています。

このノウハウの詰まったレイアウト・テクノロジーにより、繊細かつ大胆な表現を実現しています。

より多彩に

サウンドカラー・IRD フィルター

人が認識しているのは信号波形そのもの。そこで、信号波形に着目した実験を重ねた末、信号の過渡応答波形をコントロールする IRD フィルター (Impulse Response Designed Filter) を開発しました。

DAC

PCM モード時には最大 6 種類の波形選択が可能となっており、多彩な表現の中から好みに合ったものを選択できます。

ADC & SRC

PCM モード時には 4 種類のデジタルフィルタを設定でき、フィルターを切り替えることで多様な音質での音楽録音が可能です。

DAC: Sound Colors (Impulse Response Designed Filter) DAC: Sound Colors
ADC: Sound Colors (Impulse Response Designed Filter) ADC & SRC: Sound Colors

より高精細な表現を

高分解能デジタルコア

一般的なオーディオ計測器による測定数値には表れないほど微小な音の違い。人はそれを聞き分けています。

VELVET SOUND の 32-bit 製品群には 36-bit に拡張された高分解能デジタルコアを搭載することで、かすかな音すらも再現し、高い解像度でより高精細な表現を可能にしています。

オリジナル音源制作

最新デバイスのサウンドを検証

本社ビル内には本格的なオーディオ専用試聴室が設けられています。ここで当社オーディオマイスターがテストチップの音質評価を実施し、その結果を回路設計にフィードバックする、というサイクルを繰り返した末、VELVET SOUND 製品群は世に送り出されます。

試聴用音源は AKM 独自にスタジオ録音を行い、リファレンスとなる「原音」(生演奏) と様々なデジタルフォーマットの再生音の比較聴感テストを実施しています。

Audio Room Audio Room

デバイスに音楽性を求めて

サウンドボード

VELVET SOUND 製品の開発はデバイス開発だけに止まらず、完成したデバイスをよりコンポーネントレベルに近い形でサウンド評価することが可能な高品位のサウンドボードの提供も行っています。

特に、D/A コンバーター (DAC) の評価ボードは、外部からデジタル入力と電源、簡単な制御信号を加えればアナログ信号が得られ、実質的にコンポーネントの DAC として働くように設計されています。


基盤の素材、構成パーツ、配線パターンの細部までこだわり、社内評価やカスタマー評価結果を元に改良を続けています。

AKD4499 Sound Board AKD4499 Sound Board
AKD4490 Sound Board AKD4490 Sound Board
AKD4493 Sound Board AKD4493 Sound Board
AKD4497 Sound Board AKD4497 Sound Board
AKD4499 Sound Board AKD4499 Sound Board