SENSIBLE TECHNOLOGY

2022 年 7 月 

紡ぎだした理論が織りなす

感性に響く音

原音に秘められたもの。
それを表現するためには、性能指標とは別の要素も必要とされます。 
聴こえないとされる領域までも原音と向き合い、紐解き、紡ぎ出される理論。 
年月をかけて積み上げられた理論は、数々の技術を生み出し、感性に響く音を織りなしてゆく。
その豊かな世界に出会うため、あらゆる角度からアプローチしています。 

より表情豊かに

OSRD テクノロジー

Low out-of-band noise

可聴域 (~20kHz) の 10 倍に相当する約 200kHz の信号帯域を確保しています。

可聴域を超えた周波数帯のノイズは、一般的に OSR (Over Sampling Ratio) を高くすることで高性能化を図ることは可能ですが、しかし、同時に回路動作の高速化による消費電力の増大というデメリットがありました。OSRD (OSR Doubler) テクノロジーは、このトレードオフの関係をブレイクスルーする、電圧出力方式 DAC の回路技術です。

本テクノロジーにより広帯域の信号再生が可能となり、より表情豊かな音を実現しています。 

(2016年 特許取得)

OSRD Technology

AK4493S
1kHz,0dBFS 入力時の帯域外ノイズのプロット。約 200kHz までのノイズフロアがフラットで、より広帯域の信号再生が可能となっています。

繊細かつ大胆な表現を 

レイアウトテクノロジー

VELVET SOUND のレイアウト・テクノロジーは、信号最優先に築き上げています。

デジタル回路やスイッチング回路などの動作に起因した不要なノイズは極限まで削減すると同時に、あらゆる角度から信号へのノイズ混入経路を排除。そして、信号ラインそのものだけでなく、リファレンス、時間情報を決定づけるクロックなど、信号となるものは徹底的にノイズ源から分離するとともにノイズ耐性の向上を図っています。

さらに、バランスの取れた L/R チャンネル完全シンメトリー構成を採り、アナログ電源や信号リファレンス端子のチャネル独立したアサインなどの贅沢な物量投入を行うことで、スムーズかつ余裕のある信号の流れを可能にしています。

このノウハウの詰まったレイアウト・テクノロジーにより、繊細かつ大胆な表現を実現しています。

より多彩に

サウンドカラー・IRD フィルター

人が認識しているのは信号波形そのもの。そこで、信号波形に着目した実験を重ねた末、信号の過渡応答波形をコントロールする IRD フィルター (Impulse Response Designed Filter) を開発しました。

DAC

PCM モード時には最大 6 種類の波形選択が可能となっており、多彩な表現の中から好みに合ったものを選択できます。

ADC & SRC

PCM モード時には 4 種類のデジタルフィルタを設定でき、フィルターを切り替えることで多様な音質での音楽録音が可能です。

DAC: Sound Colors (Impulse Response Designed Filter) DAC: Sound Colors
ADC: Sound Colors (Impulse Response Designed Filter) ADC & SRC: Sound Colors